08月04日 「天川村2009」
奈良県南部に天川村という村があります
そこは自然に囲まれたひじょうに綺麗なところで
天川での川遊びや
洞川でのキャンプや
世界遺産の大峰山など
多くの自然と魅力のつまった場所としてよく知られています
そんな天川村を私は毎年8月
天川村小学校の夏休み水泳教室という教育行事に
外部講師として依頼を受け訪れています
この村の子どもたちは
その天川という流れの強い川で遊ぶことが多いということ
標高が高いためあまり長い間水泳教室ができないことから
小学校の普通の先生ではなく水泳に精通した教育従事者を外部から招き
短い期間でみんなに泳げるようになってもらおうという
そんな水泳教室に今年も行ってきました
月曜日から金曜日までの5日間
全校生徒で50-60人くらいの子どもたちのうち
約30人くらいが毎日参加します
最初の頃は私だけが行ってたのですが
毎年依頼をくださるようになったことや
小学生にモノを教える・伝えるということが良い経験になるだろうということで
最近では塾生で行きたい人は連れていくようにしています
それがたとえ補助だとしても
責任を果たすという教育現場に居合わせることは
厳しくなった昨今の学校事情ではなかなか許されないので
貴重なチャンスといえるかもしれません
普通は教育実習などの過程において初めて
学校の教育に正式にたずさわることができるものなので
ただの高校生がそんなことをできるのは
この塾のいいところの1つなのかもしれませんね(笑)
と
こんな感じで毎年教えてきたのですが
今年は追加でサプライズがありました
なんと奈良新聞の記者さんが来ていて取材を受けてしまいました
後日新聞に掲載しますとのことでしたが
ほんとに載っていました
まさかの新聞デビュー
こんな形で果たすとは思いませんでしたが
一生懸命やってきたことがこうして認められてほんとにうれしく思っています
塾で出会った、そしてこれから出会ういろんな子たちと
今後もこういうことを一緒にしていけたら
そしてあわよくば今度は一緒に新聞に載れたらいいなと思います
勉強がいくらできても 人の役に立たなければそれはかなしいことだと思うし
勉強がいくらできても 人から必要とされなければそれはむなしいことだと思います
このような個人塾をやってる背景の1つに
そういう部分を教える縁のあった生徒たちに「リアルに」伝えたいというのがあるので
その一端としてこれが1つの何かとして伝わればと思います
出会ったみんなで人の役に立てるいろんなことができるようになりたいなぁ